

トップページ>学校紹介>@禅EDUCATION>Vol.04 禅語シリーズ④主人公
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むかし、
中国の瑞巌和尚という人は、
毎日自分自身に向かって「主人公」と呼びかけては、
自分で「はい」と返事をして、
「はっきりと目を醒ましているか」と語り、
「はい、はい」とひとりごとを言っていたそうです。
ここでいう「主人公」(しゅじんこう)とは、
家の主人でもなく、また物語やドラマの主人公のことではありません。
一人ひとりの主体的な人格のことで、
自分自身の中の主人公を言います。
つまり、
自分を演じる主役は自分自身でしかないということです。
私たちは、
とかくまわりの環境に流されて、
本当の自分というものを見失いがちです。
そして、
いつの間にか自分はこんなものだと思いこんでしまっています。
本当は、
もっと素晴らしい力をもち、
無限の可能性を秘めているはずなのです。
そのことに気づくためには、
「おい、主人公目を醒ましているか、
まわりや先入観に惑わされてはいないか」と、
いつも本当の自分を喚び覚まさなくてはなりません。
自らを覚醒するということは、
単に自分を客観的にみて、
自己反省をするだけのことではないと言われます。
主体的な自己とは、
あらゆるものに束縛されず、
力まず固くならず、
どこまでも自然体で無心であることだ言われます。
二学期は、
体育祭・学園祭や修学旅行などの行事がさくさんあり、
一人ひとりが主人公になれる絶好の機会です。
仲間やクラスで協力して、
ものを創りことを成し遂げる過程で、
進んで自分の役割を果たし、
自分を表現することに努めてみましょう。
新しい出会いを自覚することによって、
本当の自分との出会いも開けてくるでしょう。
その場その場で主人公となれるように努めれば、
きっと眠っていたもう一人の自分に気づくはずです。
全力を出し切った自分の中に、
新しく湧き上がってくる力を感じたとき、
それが本当の自分を自覚するときです。
この自覚こそ、
自らを生かし、
自らを拓く無限の力となるはずです。
さあ、
皆さん、
「一人ひとりが、
本当の主人公になれるように」活動してみましょう。