

トップページ>学校紹介>@禅EDUCATION>Vol.06 禅語シリーズ⑥請う、其の本を務めよ 《開山忌によせて》
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《開山忌によせて》
12月12日は、
妙心寺の開山無相大師のご命日です。
開山忌といって毎年法要が営まれています。
昨年は650年目にあたり、
年間を通して厳粛な大法要が営まれました。
本校では、
この日を建学の精神である「禅のこころ」の原点と考え、
学校行事として、全校参拝を行っています。
無相大師は、
650年も前に、
私たちに「請う、其の本を務めよ」という宿題を遺されました。
「あなた方は、
教えの根本に忠実に努めねばならない、
誤って枝葉末節を求めることのないように」と言わました。
私たちは教えを求めるとき、
遠く外に求めたり、
人をあてにしてしまうものです。
探し求め迷っているその迷いから離れ、
先ず自らの足元を見つめ、
自身に湧き起こる新たな自分の力を信じて、
日々精進することが大切だと教え続けられました。
妙心寺では、
これをいのちの問題として、
「どう活かす 私のいのち」という問いかけに置き換えています。
①見つめよう私のいのち。
②あなたも私も同じいのち。
③生かされている私のいのち。
答えは、
あなた自身が見つけてくださいと言っています。
これは、
自己をしっかり見つめることによって、
「私が、いま、ここに、こうして在ることは、実に不思議で、在りがたいことだ」
と気づくこと。
そして、
その私には、
「無尽蔵の能力が備わっていて、
まだ、無限の可能性を持っている」と気づくことなのです。
そうすれば、
自分の存在も他人の存在も大切にし、
いじめや不登校や自殺などはなくなり、
みんなが前を向いて歩いて行けるはずです。
「禅のこころ」を学ぶ私たちは、
全校行事として、
全員が妙心寺の法堂へ行き、
一人ひとりが開山様にお詣りをします。
正面の開山さまのお像を拝み、
静かに合掌をしてください。
そして、
いま、ここに、こうしてある自分に感謝して、
心の中で「ありがとうこざいます」「おかげさまで」と念じてください。
きっと新たな勇気と力が湧き上がってくるはずです。