平成29年5月12日(金)、1号館4階講堂にて、はなぞの会総会・坐禅体験会・講演会を行いました。ご多用のところ、沢山の方々に参加いただき感謝いたします。今年度も、はなぞの会活動を通し、在学する全ての子ども達の成長を、先生方そして全ての保護者様と一緒に見守り、共有し、サポートして参りたいと考えております。皆さま、どうぞ宜しくお願いいたします!
当日の様子を少しご紹介させていただきます。より詳しい内容につきましては、これまでのお手紙や7月発行予定の『はなぞの会だより58号』でもご紹介させていただいております。ぜひ、ご覧ください。
5月12日(金)15:40より、1号館4階講堂にて総会が開催されました。出席者133名、委任状提出758名の合計891名で、会員の3分の1以上の出席(全会員数は1110名)という総会成立要件を満たし、下記の各議案について審議、承認されましたことをここにご報告いたします。
* 平成28年度 活動報告
* 平成28年度 決算
* 平成29年度 活動計画
* 平成29年度 予算
* 平成29年度 はなぞの会本部役員選出
以上
「引磐」と「柝木」で区切られた特別な時間は、講堂の空気も一変し、教えを守ろうという意識より先に背筋が伸びる気がしました。坐禅は、じっとしている時だけでなく、動いている時もすることができる、というお言葉に、坐禅に対する敷居の高さが取り払われたように思います。
日常の暮らしの中に「身体を、呼吸を、心を調える」時間をぜひもうけたい、と思うひとときでした。
演題 『日々是白隠禅』――――「大いなる心」との出会い
講師 長島宗深 師 臨済宗妙心寺派妙善寺(静岡県富士市)住職、臨済宗妙心寺派布教師
《保護者感想より》
「白隠禅師250年遠諱慶讃法要」という滅多にない巡り合わせの中、貴重なお話を伺うことができた幸せに感謝申し上げます。
ゆっくり話せば5時間はかかるという壮大なお話をわずか1時間で、しかもとてもわかりやすい言葉で語ってくださいました。
全編を通じて感じたのは「ひとつのことを追求し続ける姿」の尊さです。
「なりふり構わぬ向上心」で次々と、著作活動に書画に布教活動にと奔走される白隠禅師のお姿が目に浮かぶようでした。
活き活きと話される長島宗深師のお話を聞きながら、「子ども達の宗教の時間にもこのような話が出てくるのだろうか……」と想像するのも楽しい時間でした。
禅とは「心」と向き合う宗教。
持て余してしまうことの多い自分の心にも、ゆっくり向き合ってみようと思いつつ帰途ににつきました。
*このように、はなぞの会では、花園中学高等学校ならではの行事も開催させていただいております。保護者の皆様のご参加をお待ちしております!
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