ZEN

禅とは

禅 「禅とは心の名なり」

「直指人心 見性成仏」

端的に言えば「自己をみつめろ」ということ。自分自身の心がどのようなものか、明確につかめたとき、安らかな人生、幸せで充実した人生を送ることができる。本校の教育の「禅」において軸となるのが「坐禅」。姿勢を調え、呼吸を調えることによって心が調う。心が調うとは、自分自身の執着を捨て去り、何ものにもとらわれない“ゼロ”の状態になること。坐禅で得るものは無く、捨て去ることを徹底する。見えてくるものは、けがれのない「本当の自分」。純真無垢そのもの。その輝かしい心は、誰もが本来生まれながらに具わっているもの。その心をつかみ、磨くことが「禅」の追求。言い換えれば、自己の探求「己事(こじ)究明(きゅうめい)」のこと。

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グローバルスキルとしてのZEN

武田信玄、織田信長、豊臣秀吉などの戦国武将、Apple社創設者として有名なスティーヴ・ジョブズ氏、京セラ創設者稲盛和夫氏をはじめ、世界のキーパーソンたちが「禅」の教えに共鳴し、自身のビジネスや生き方に取り入れている事実が明るみになり、今、グローバルスキルとしての「禅」に関する関心が世界規模で高まっている。急激に変化する世界を生きるためには個の強さが必要。その強さとは、何ものにもとらわれない確固たる自分を磨くことで得られる。どのような時代、どのような環境に置かれようとも、柔軟に変化し自分自身を輝かせる強さを身につけることが、グローバルスキルとしてのZEN。

「禅」 -グローバルな時代を生き抜くために

「禅」は、座禅から始まる

本校の教育の基本である「禅」において軸となるのが「座禅」です。座を調え、呼吸を調えることによって、心が調います。心が調うとは、偏見やこだわりを捨て、何にもとらわれないフラットな状態になること。知識を蓄積する授業が”足し算の学び“ならば、座禅は引き算の学びなのです。

“本当の自分”が見える

座禅によって偏見やこだわりを削り落とすことを、「洗心」といいます。洗心すると見えてくるのが、”本当の自分”です。何にもとらわれず、まわりの言葉や行動などに惑わされることもない”確固たる自分”を見つめ、自分を知る。それが、人として成長していくための第一歩となります。

他者を認める姿勢が育つ

本当の自分を知り、他者とは違うありのままの自分を受け入れます。すると、自分とは違う他者も認めることができるようになります。確固たる自分を持ち、他者を受け入れるという感覚を養うことができれば、たとえば全く異なる環境で育った異文化圏の人たちのことも受け入れることができます。

強い自分を確立する

周囲に惑わされない確固たる自分は、決して頑固ではありません。臨機応変に自分をコントロールして、水や雲のようにさまざまな姿に変わることができます。異文化圏でも確固たる自分を大切にしながら、なおかつ、その地の文化に溶け込める。そんな柔軟さこそが、国際化社会であらゆる困難を乗り越える”強さ“の源になるのです。

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